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3/3実施_集落営農組織等における経営継承・後継者確保セミナー_@レンブラントホテル大分

研修会

3/3実施_集落営農組織等における経営継承・後継者確保セミナー_@レンブラントホテル大分

 

 3月3日(火)、レンブラントホテル大分にて、農業の経営継承を考えている経営体向けの「令和7年度集落営農組織等における経営継承・後継者確保セミナー」を開催しました!

 本セミナーは、農業経営を将来にわたり持続させるためには、後継者の確保=経営継承が欠かせないという考えを広く認識していただくことを目的に開催しました。経営継承には、親族内だけでなく、「第三者継承」という選択肢もあり、今回は継承の必要性が高まる「集落営農」と「第三者継承」の二つをキーワードにし、セミナーを実施しました。

 当日は、第三者継承に関心を寄せる農業経営体の皆さまをはじめ、将来農業を担っていく大分県農業大学校の研修生、支援機関の方々など、約60名が参加。「経営継承に6年もかかったのは、なぜか?」等、多数の質問があり関心の高さがうかがえました!

 セミナー講師として農業政策や水田作に関する専門家として、地域の発展に寄与する研究をされている農林水産省 農林水産政策研究所 総括上席研究官の平林光幸氏に登壇していただき、集落営農の歴史と現在抱える後継者確保の問題についてお話していただき、その後、ご自身が「集落営農組織の第三者継承」の譲渡側を経験した(株)グリーンファーム角屋会長の坪田清孝氏から「集落営農の担い手確保と第三者継承」と題して事例発表をしていただきました。

農林水産政策研究所 平林光幸 氏

 

 坪田さんから、後継者不在に喘ぐ集落営農組織こそ、第三者継承が有用な手段であることが紹介されました。農業を、特に土地利用型農業を始めたい若者にとっては、農業用機械の購入や土地の確保は高いハードルで現実味がない一方で、集落営農組織には、機材も土地もあり若者が望む経営資材を確保していることが第三者継承に向いている理由として語られました。

(株)グリーンファーム角屋会長 坪田清孝 氏

 「第三者継承」の譲渡側を経験した坪田さんは、まずは譲渡側の「後継者探し=次代の経営者探し」であり、労働力探しではないとの意識のアップデートと「集落を、地域農業を担うであろう若者を迎える体制」の必要性について言及。

 若者がやる気を以て農業に励むことが出来る給与や労働環境の整備と地域農業の維持発展に繋がる仕組みの整備を譲渡側が取り組まないと、いい人材は舞い込んでこないとのこと。

 良い人材が来るかどうかは誰にも分からず、最終的には譲渡側は縁を待つしかないため、だからこそ、チャンスを逃さないように、譲渡側ができることを先んじて取り組むことが大事だと語りました。

 

 私も仕事柄、経営継承をした方の事例を聞く事があり、継承までの期間は、5~10年と時間を要すると認識していますが、改めて、早めに行動することが大事だと感じました。今回の事例では、後継者との出会いは、他県に住む知人の紹介からだという話をきき、まずは「周囲の方に経営継承を考えているんだ」等を公言し、周囲に認知してもらい、チャンスをつかむアンテナを高くすることが第一歩となるのではないかと感じました。

 また、事例発表では後継者への継承に6~7年かかり、その間技術や経営習得だけでなく地域へ溶け込むための指導をしっかり行ったことが紹介されました。

 坪田さんのお話を伺い、真似るべきは坪田さんの行動や手法の前に、地域を残す、農村を守るという強く熱い視座と姿勢であり、坪田さんのような地域リーダーが今こそ求められていると感じました。

 改めて、平林さん、坪田さん、遠方より多大な情報と熱量を届けて頂きありがとうございました!

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