日時:2026年7月6日(月)~7日(火)
会場:別府市「コンベンションホール」

公益社団法人農業法人協会・大分県農業法人協会の主催により、「第17回次世代農業サミット」を大分県にて開催しました。全国から次世代の農業経営者や関係者が約150名集まり、「農業者30万人時代、我々次世代は何をアップデートすべきか~温故知新~」をテーマに、2日間にわたり多彩な講演と交流を行いました。
少子高齢化による担い手不足や資材費の高騰など、日本農業が抱える課題を踏まえ、株式会社タカヒコアグロビジネスによる地熱エネルギーを活用した施設園芸の取り組みや、上原グループの経営改善事例、長期保存技術「ZEROCO」の活用事例が紹介されました。
また、一般社団法人日本野菜テロワール協会の小堀夏佳氏からは、「テロワール(=農産物や酒類の味や個性に影響を与える「土地や環境の特徴」を指す概念)」を軸にした商品ブランディングの考え方と、ピーチかぶやフルーツコーンなど数々のヒット商品事例が共有されました。

株式会社CGCジャパンからは、小売業を取り巻く環境変化や、プライベートブランド「昔の大地」を軸にした青果戦略、輸入野菜活用の考え方が紹介されました。
続いて、農業機械メーカーの筑水キャニコムより、地方発グローバル企業としての海外展開やニッチ市場開拓の戦略、電動化・自動走行など今後の技術動向が語られました。
さらに、アグリフューチャージャパンのオンラインスクール紹介や、日本政策金融公庫による事業承継に関する調査結果の報告も行われました。
1958年創業の三和酒類の工場を訪問し、麦焼酎「いいちこ」の原料調達から発酵、蒸留、充填に至る製造工程を見学しました。紙パック導入における品質・物流面での工夫や、焼酎粕を飼料・肥料・食品素材として循環活用する取り組み、大麦の契約栽培による安定調達の仕組みについても説明を受けました。

2日間を通じて、「稼げる農業」の実現に向けた多角的な視点が共有され、参加者にとって自らの経営や地域農業の発展につながる学びと交流の機会となりました。
また、最後にはなりますが、本県では初の次世代サミット開催にあたり、多くの会員の皆様に企画から参加者募集まで多大なご協力を頂いた結果、地方開催では最大規模で実施することができました。本当にありがとうございました!
今回を機に、大分県農業法人協会の若手会員の盛り上がりも醸成していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします!
