11月21日に、大分大学経済学部の学生に対して農業経営に関する講義&ワークを実施しました。経済学部の「経営実践論」の講義枠で、講師は(株)匠牧場の片桐社長に務めて頂きました。
本講義では、各産業をリードする企業代表者を講師に招き、経営・経済について学んでいるとの事。そんな中、本協会の協力会員である東京海上日動さんの繋ぎがあり、片桐社長が本講義で初めて農業分野の講演を行いました。
講義では、まず前段として農産業、畜産がどのような仕事なのか、また、匠牧場がどういう飼育をしているのか、そして「おおいた和牛」とは何かを説明しました。
その後、おおいた和牛の売り出し方、ブランディング戦略についてワークに取り組んでもらいました。
不慣れな題材かつ事前知識もない中でも、創造的なアイディアを多く発表頂きました。個人的には「地元周知及び食育として給食・学食で使用」、「郷土料理におおいた和牛の使用」というアイディアは自分にはない柔軟さと実現可能性のある案だと感じました。学生さんのレベルの高さを感じました!
今や農業法人の求める人材が変容していることを感じます。ただ、農作業に勤しむだけでなく、自主的主体的に仕事を捉え、試行し続ける人材が必要になっています。今回のように大学でしっかり学んだ学生が農業法人について少しでも理解・興味を深めてもらい、将来の選択肢として農業法人に就職するきっかけになればと思いました。
今回のご縁をまた次につなげたいと思います!